新宿の結婚相談所ブライダルブリッジ


12/20 悲しい知らせ

「妻、○子が先月亡くなりました。」という喪中ハガキが届いたのは先々週のことでした。

妻、○子というのは私の友人です。

このハガキは、私の学生時代の友人グループのごく一部に届き、まして友人誰も彼女が亡くなったことを知らなかったので、その日はみんなが動揺し、混乱し、メールや電話が飛び交う大変な一日となりました。

結婚も出産も早かった彼女。

その当時「働くOL」そのもので、深夜まで働くことも厭わなかった私とは、ある時期からそれほど頻繁にやりとりをしなくなっていました。

女性同士というのは、あまりにも生活環境が違ってしまうと、頻繁に会ったり連絡を取り合ったりしない期間があります。

でも、何かで久し振りに会うと、数年ぶりにもかかわらず何の違和感も無く、毎日一緒に過ごしていたときと全く同じように過ごせるということをわかっていた私は、すっかり油断していました。

いつでも会えると思っていたし、いつでも話せると思っていたし、きっと何の違和感もなくまた過ごせると確信していました。

今年の夏に体調不良で入院し、その時にはすでに手遅れの状態で、友人に知らせなかったのは、変わってしまう自分の姿を誰にも見られたくないという彼女の希望だったのだということでした。

小学校から高校まで皆勤賞で、風邪もひかないような健康そのものだったのに。。

今年の年賀状には、息子さんの中学受験で大変だということが書かれていたのに、同じ年の年末に、彼女の喪中ハガキを受け取ることになるなんて。。

長寿の時代とはいえ、誰にでも公平に長い年月が与えられるわけではないのだということを思い知らされます。

恵まれた環境で、優しいご両親とご兄弟の愛情に包まれて育ち、結婚後は優しいご主人とかわいい子供達に囲まれた何不自由ない生活は、きっと幸せそのものであったに違いありませんが、あまりにも早すぎる死に、あまりにも想いが多すぎ、整理できません。

残された家族は、このクリスマスイルミネーションをどんな気持ちで見ているのだろう?

そして、彼女はそれを、天国からどんな気持ちで見守っているのだろう?

彼女のおかげで、本当に楽しい学生時代を過ごすことができました。

心からありがとうと伝えたいと思います。

お母さんを失った家庭が、明るさを取り戻すには時間がかかることと思いますが、一日も早く、少しでも平穏な日々が訪れるよう祈るばかりです。